« 大統領の身のこなし | トップページ | 元の取れる公共事業 »

安すぎる事の危険

小売店やスーパーが消費を掘り起こそうと、ものすごい安売り合戦をやっています。

たとえば豆腐が20円。これは昭和三十年頃の値段だそうです。こんな具合に安売り合戦をやっています。体力勝負で、大手スーパーが持ちこたえる中、個人小売店がバタバタ倒れています。

買う方としては安い事は良い事なんですが、いまの安値って生き残るためにまず価格ありきで下げてる傾向が強く、産地や物流の見直しをすることなくとにかく末端価格を下げている状態なんですね。

かつてキュウリの値段を下げるために、量販店は産地に「まっすぐなキュウリ」の生産をお願いしました。これにより、一度に大量のキュウリを輸送できるようになり、物流コストを下げる事ができました。もちろんそれによって選別された曲がったキュウリはどうするんだ、というような問題は残りましたが、キュウリのコスト減による低価格化は実現しました。

いま小売店がやっているのは、コスト減の工夫などをせずに、やみくもに値段を下げてるだけ。

こういう事をやっていると、いずれ産地偽装などついこの間まで頻発していた食の安全の問題が起こってくると思います。

安ければいいってものじゃないんです。

|

« 大統領の身のこなし | トップページ | 元の取れる公共事業 »

暮らし」カテゴリの記事

社会・世相」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 大統領の身のこなし | トップページ | 元の取れる公共事業 »